次は実際の学習方法について述べていきましょう。まず英語学習には「直接学習」と「間接学習」の二種類があります。先ほど述べた、「話したいことがあるから、そのために単語を調べる」というのは、やりたいことに学習が直結しているので「直接学習」です。一方、とにかく単語や文法を先に覚える、というが関節学習です。並べてみて分かると思いますが、直接学習の方が何よりも早いですし、深く記憶に残りやすいといえます。覚えたことを、直接に自分の言葉として使えているからです。

間接学習のデメリットは、とにかく「無駄が多い」ということです。例えば、単語を100個覚えようと、努力して全部覚えたとしましょう。もちろん記憶したのですから、それはあなたの英語力となるでしょう。しかし実際に英会話をしよう、文章を作ろうという段階になって、その100個の英単語のうち、いくつを使えたでしょう?よほど基礎的な単語であったとしても、使わなかった単語の方が圧倒的に多かったことと思います。それどころか、「使いたい単語」がその100個の英単語に入っておらず、結局その場で辞書を引き直した、ということになりかねません。また、人間の記憶というのは使わなければどんどんなくなっていくものです。100個覚えたとしても、使う場面がなければどんどん忘れていってしまいます。そうなると、せっかく100個も単語を覚えたのに、「ほとんどが使わずに、後で忘れていってしまう」単語に変わってしまうのです。一方、直接学習の方はそういった取りこぼしがありません。そもそも「使う」を前提として、単語を調べるからです。こうして比べてみると、直接学習の方が、圧倒的に効率が良いと言えます。